診察が始まる
兄ちゃんに案内されたのはベッドがある一般的な診察室。ズボンを脱いで横になって待つよう言われ兄ちゃん退室。
不安に押しつぶされそうになりながら待つ。数分だったと思うけどすごい長く感じた。
コンコンとドアがノックされる。ここで医者が来るかと思いきやまた兄ちゃんが現れる。
あれ?医者が来るんじゃないのか?なぜ兄ちゃんが来るんだ?
そしておもむろにちんこを握られ剥かれる。
!!??
漫画GTO並みに疑問符が出てくる。
なぜ!?なんで兄ちゃんがおれのちんこを剥くんだ?医者が来るんじゃないのか?それともカウンセラーはここまでやるもんなのか?
ていうか兄ちゃん素手やんけ!男に素手でちんこ触られるのうれしくないよ?そもそも衛生的にいいんか?
そしてひとしきりちんこを触診した兄ちゃんが一言「じゃあ部屋戻りましょうか」
これで診察終わりなのか・・・?
そしてカウンセリング室に戻って再度施術項目の説明を受け、この後先生の診察がありますので今の段階でこれやりたいという施術はありますか?とカウンセリングの続きが始まる。
えっ?医者の診察あるの!?じゃあさっきの時間はなんだったんだ・・・医者が来るわけでもなくカウンセラーの兄ちゃんに素手でちんこ触られて終わっただけやんけ。
頭に?マークが巡りつつも施術内容について再度詳しく説明をうけ、自分の中でやる施術をおおむね決めた。
一生に一度の包茎手術だ。予算オーバーしても悔いのないようにしようと思い裏スジを残すことにした。
そうこうするうちに再度診察の時間になり別部屋に移動し、先ほどと同様に下半身裸になりベッドに横になる。そしてついに医者が登場。
ちんこを剥かれ何か専用の器具で測って行く。この診察で症状のレベルが決まるのだろう。
ちなみに医者はちゃんと手袋してました。
カウンセリング室に戻りカウンセラー兄ちゃんを待つこと数分。
各項目の症状レベルを聞き施術内容を決めることになる。
気になるちんこ症状レベルは・・・?
改めて書くが、それぞれの手術内容ごとに3段階の料金がある。自身の症状によって金額が変わり、状態が悪いちんこほど料金が高くなるというわけだ。
・基本包茎手術(ナイロン糸or吸収糸)
・包皮口拡大術
・亀頭直下デザイン縫合術
・包皮小帯形成術
・陰茎皮下組織剥離術
・長比整合切除術
・陰茎小丘疹焼灼術
・ヒアルロン酸注入(亀頭増大・強化)
そして気になる症状レベルは~~~~
全項目でレベル3(重症)なしっ
\Congratulation!Congratulation!/
幸いなことに全項目でレベル3(重症)はなく標準レベルの費用感が適用されることとなる。ちなみにレベル1(軽傷)もありました!
包皮口は限りなくレベル3に近かったらしいがぎりぎりレベル2で収まったらしい。誤算だったのは長比整合切除術である。この施術は必要のない人は本当に必要のないものらしいが自分には必要だと言われる。余剰包皮のバランス的にこの施術を行わないと勃起時に変な風になるとか。
症状的にはレベル1だったし、そう言われるならとやる事にした。
というか、必要ですって言われたらやるしかなくない?
わざわざ病院にきてちんこ見せて、測った結果必要だと言われる。こっちは素人なんだ。本当に必要か否かの判断なんてつかない。
包茎手術を使用と思ってる人はカウンセリング⇒即手術ではなく、複数の病院でカウンセリングを受けていいんじゃないかと思う。やり直せるなら自分も複数受診する。
恥ずかしさだったり煩わしさだったり手間だったりはあるが、自分の体のことだ。考えてみれば大きい買い物で相見積もりを取るのは当然じゃないだろうか。
大抵のクリニックはカウンセリング無料だ。自分の場合はカウンセリングの日にそのまま手術だったが、カウンセリングだけ受けることも可能なので、複数受けて情報を集め取捨選択をする事を強くお勧めする。自分はそういった手間を惜しんでしまったことだけは後悔している。
話を戻そう。
実際に詳細な金額提示を受けて選択した施術は以下である。
・基本手術(吸収糸)
・長比整合切除術
・包皮口拡大
・亀頭直下デザイン縫合術
・包皮小帯形形成(裏スジ残し)
手術料金は・・・?
計46万円(税抜き)也!!
う~ん・・・決して安くない。というか高い。ネットとかだと包茎手術79,800円!とか書いてあるクリニックの広告を見るが比にならない。
自分は37歳で一般的な会社員なので払える金額ではあるが、これが未成年だったらとても無理だろう。包茎に悩んでいる若者は恥ずかしいかもしれないが親に相談してほしい。大抵の父親はまじめに聞いてくれると思う。
本当は皮下組織剥離術もやりたかったし、お勧めもされたが。
施術しなかったちんこを画像で見せられてかなり揺らぐ。オーバーな画像なんだろうけど実際に目にすると「こんなちんこになったらどうしよう」と思ってしまう。
だが46万円ですでに予算オーバーだ。皮下組織剥離術はやらないことに決めた。
さて、施術内容も決まり以降の流れについて説明を受ける。
この後は診察台に行き、手術の為にちんこに薬的なものを塗ってから費用を支払い施術となる。
そして診察室に行って横になり下半身裸になり兄ちゃんを待つ。ズボンを脱ぐのも手慣れたもので緊張などまったくしない。
そして兄ちゃんがやってきて施術前の準備をしていく。
ここでとんでもない事が起きる
自分はとても毛が薄い。陰毛が生えたのは高校生になってからだったし、すね毛やわき毛は20超えてからようやく生えそろったぐらいである。
そんな自分の太ももを触りながら「○○さん毛薄くてスベスベですね」と言う兄ちゃん。
それは施術に必要なのか!?
玉を持ち上げて確認し「ここも全然生えていないですね」と言う兄ちゃん。
それは施術に必要なのか!?
この時はそこまで気にしてなかったが後から振り返るとちょっと嫌な気持ちになる出来事だった。
そして謎のお触りタイムが終わり兄ちゃんから話を切り出された。
「○○さん実は相談があるんですが・・・」
心臓が跳ね上がる。
薬を塗布され横になったままの自分に話す兄ちゃん。話はこうである。
「先ほど先生から話がありまして・・・キレイな仕上がりにするには皮下組織剥離術も必要みたいなんです。施術を検討いただけませんか?」
このタイミングでそれを言うか。
繰り返しになるがこっちは素人なんだ。本当に必要か否かの判断なんてつかない。必要じゃないのに必要と言われたとしてもわからないのだ。
現段階で決めた施術で46万円。すでに予算オーバーだ。
予算的にちょっと・・・と渋るおれ。
「値段はちょっと引かせていただきますし、少しブツブツが亀頭にあったので焼灼術もセットでいかがでしょうか?そちらも引かせていただきます。」
「プラス7万円で剥離と焼灼でいかがでしょうか?」
とんでもなく絶妙なところをついてきた。先程カウンセリング室で皮下組織剥離術をしなかったちんこの末路を画像で見せられたのだ。ああなったらどうしようという思いが蘇ってくる。
結局、自分は断れず了承してしまった。兄ちゃんがノルマのために提案してきたのか、本当に患者のことを思って提案してきたのかどっちかはわからない。
だがあそこで言うのは卑怯だと今でも思っている。断れなかった自分が弱いと言われればそれまでなんだろうけど。
なんか色々嫌な気持ちになる手術前だったがついに手術が始まる事となる。
続く。。。
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